こんにちは、みなさん!40代からGoogle広告に挑戦中の事務職、トトです!
今回はGoogle広告のアカウント構成について、一緒に学んでいきましょう。この記事を読んで学べることは次のとおりです。
- Google広告の基本的なアカウント構成
- 検索キャンペーンの具体的な作成方法
- 効果的なターゲティングと入札戦略の設定
Google広告のアカウント構成とは?
まずは、Google広告のアカウント構成について理解しましょう。
しっかりとアカウント構成を理解することで、キャンペーンの設定やパフォーマンスデータの確認がスムーズになります。
Google広告は大きく4つの階層に分かれています:クライアントセンター(MCC)アカウント、アカウント、キャンペーン、広告グループです。それぞれ詳しく見ていきましょう!
マネージャーアカウント(MCCアカウント)
まずはマネージャーアカウント、通称MCCアカウントについてです。
MCCアカウントを使うと、複数のGoogle広告アカウントを一つの場所で管理できます。これってすごく便利ですよね!
MCCアカウントのメリット
- 一回のログインで全アカウントにアクセス:一度のログインで、管理している全てのGoogle広告アカウントにアクセスできます。
- ダッシュボードから簡単管理:一つのダッシュボードから、全てのアカウントを検索・操作・管理できます。
- キャンペーンの一括管理:MCCアカウントで、クライアントアカウントのキャンペーンを作成・管理できます。
- レポートの一元化:全てのアカウントの結果を比較したり、複数のアカウントのレポートをまとめて作成することができます。
- 請求の一括管理:毎月の請求書発行による支払いが利用できます。
- 効率的なアカウント管理:アラート機能を使用して、リンクされた全てのアカウントを効率的に管理できます。
MCCアカウントの設定方法
既存のGoogle広告アカウントをMCCアカウントに変更することはできないので、MCCアカウントを新しく作成する必要があります。
MCCアカウントは、親アカウントとして複数のGoogle広告アカウントをリンクし、管理するためのものです。
MCCアカウントを作成すると、リンクされたクライアントアカウントで広告の掲載結果を確認したり、キャンペーンを変更したりできます。
MCCアカウントはこんな人におすすめ!
- 複数の広告アカウントを持っている人:1つのメールアドレスで最大20個のGoogle広告アカウントを管理できます。
- 代理店やオンラインマーケティング担当の人:複数のクライアントアカウントや多数のキャンペーンを効率的に管理できます。
アカウント
アカウントとは、キャンペーンをまとめたもので、固有のメールアドレス、パスワード、支払い情報が登録されます。
Google広告を始めるには、まずGoogleアカウント(Gmailアカウント)が必要です。すでにGmailアカウントを持っている場合はそれを使うか、新たに作成してください。
単一のビジネスやプロジェクトを運営する場合は、通常のアカウントで十分です。
広告代理店や、大規模な企業、あるいは多くのクライアントを持つフリーランスのマーケターであれば、先ほどのMCCアカウントを利用することで、複数のアカウントを一元管理し、効率的に広告を運用することができます。
キャンペーン
キャンペーンは、広告グループをまとめたもので、広告の掲載先や予算などの設定を行います。
具体的には、以下のような内容をキャンペーンごとに設定します。
- 広告の掲載先:広告を表示する地域や、ターゲットとなるユーザーの属性を設定します。
- 予算:キャンペーン全体で使う1日の予算を設定します。これにより、広告が無駄に表示されるのを防ぎ、予算を効率的に使うことができます。
キャンペーンは、広告運用の基本となる重要な構成要素です。
広告の掲載先や予算を効果的に設定することで、より良いパフォーマンスを得ることができます。
広告グループ
広告グループには、共通のテーマを持つ広告と、それに関連するキーワードを設定します。
以下のような広告グループの構成要素を上手に設定することで、より効果的に広告を表示させることができます:
- 広告:広告グループには複数の広告を設定できます。これにより、どの広告が最も効果的かをテストすることができます。
- キーワード:広告が表示されるきっかけとなる単語やフレーズを設定します。これにより、特定の検索クエリに対して広告が表示されるようになります。
広告グループは、キャンペーンの中で広告とキーワードを効果的に組み合わせるための重要な単位です。
広告グループを上手に活用することで、よりターゲットに合わせた広告を表示し、広告パフォーマンスを向上させることができます。
では、検索キャンペーンを作成する具体例を見てみましょう。
検索キャンペーンの作成イメージ
仮に、トトが子供服のオンラインショップを運営しているとします。
Google広告の検索キャンペーンを使って、売上を向上させるための手順は次のとおりです。
ステップ1:マーケティング目標の設定
まず、自分のビジネスで達成したい目標を設定します。
今回は、オンラインショップの売上を向上させることが目標です。
トトの目標:オンラインショップの売上を30%増加させる
ステップ2:キャンペーンの基本設定
検索キャンペーンの基本設定を行います。
- キャンペーン名の設定:分かりやすい名前をつけます。
- 例:「2024年夏のセールキャンペーン」
- ネットワークの選択:検索ネットワークと検索パートナーを選びます。
- 例:Google検索ネットワークのみ
- 場所のターゲティング:広告を表示する地域を設定します。
- 例:日本全国
- 言語の設定:ターゲットユーザーが使う言語を選びます。
- 例:日本語
- 予算の設定:1日の予算を設定します。
- 例:1日5000円
ステップ3:入札戦略の設定
スマート自動入札を使って、コンバージョン(売上)を最大化するように設定します。
- 入札戦略の選択:目標コンバージョン数を最大化
- 例:Google AIによるスマート自動入札
ステップ4:広告グループの作成
広告グループには共通のテーマを持つ広告とキーワードを設定します。
- 広告グループ名の設定:分かりやすい名前をつけます。
- 例:「夏の子供服セール」
- キーワードの選定:広告を表示するためのキーワードを設定します。
- 例:「子供服セール」「夏の子供服」「ベビー服割引」
ステップ5:広告の作成
広告グループ内に実際の広告を作成します。
- 広告見出しの設定:ユーザーの目を引く見出しを設定します。
- 例:「夏の子供服セール中!今すぐチェック」
- 説明文の設定:商品やサービスの魅力を伝える説明文を設定します。
- 例:「可愛い子供服が今だけ特別価格。最大30%OFFお見逃しなく!」
- 表示URLの設定:広告に表示されるURLを設定します。
ステップ6:広告の公開と運用
キャンペーンを公開し、広告のパフォーマンスを定期的にモニタリングします。
Google広告の管理画面でクリック数、コンバージョン数、費用対効果などを確認し、必要に応じて調整を行います。
まとめ
今回は、Google広告のアカウント構成から検索キャンペーンの作成方法までを学びました。
MCCアカウントの利便性や広告グループの重要性を理解することで、より効果的な広告運用が可能になります。
検索キャンペーンの具体例を通じて、実際にどのように設定すればよいかがイメージできたと思います。
初心者の方でも、この手順を踏めば効果的な広告を作成できるはずです。
これからも一緒にGoogle広告について学んでいきましょう!質問があれば、コメントで教えてくださいね。